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> 「安心・安全」自社防災訓練実施
9月20日(水)28日(木)、災害発生時に速やかに対応できる体制を確立し、二次災害の防止と各自の役割の確認、防災意識の高揚をはかる事を目的とし、防災訓練を行いました。
=訓練想定=
山形県沿岸の日本海を震源とするマグニチュード7.0と推定される地震が発生、酒田市においては震度6弱を記録。津波警報が発表され、酒田港に津波が到達した。停電発生、固定電話は通話可能、携帯電話はつながりにくい状態。
地震による被害は大きく、市内各所で家屋倒壊有り、ガス供給施設(低圧導管)に被害が発生。また家屋倒壊に伴うガス漏れが多く対応不能であり、二次災害防止の為、特にガス漏れの多い地区や津波到達区域他を供給停止した。
対策本部設置
災害対策に関する情報を対策本部に集約。迅速かつ的確に意思決定を行い、各災害復旧班に指示を出します。
災害は非常時! いつもの担当業務以外の作業もしないといけない事があるはず!
時折、説明を加えながら情報の共有。
ガス漏れ応急修理訓練
漏れ箇所を探して特定、適切な対応作業をします。
ガス管の種類・サイズによって使用する工具・材料が違ってくるので、
確実な作業をします。
防消火設備点検
都市ガスの原料を貯蔵するタンクには防消火設備が備わっており、
火災による類焼を防止するために
ウォーターカーテン
を形成します。
酒田天然ガスでは、全員参加の防災訓練を年に1回必ず実施しています。
いつ起こるかわからない災害に備え、様々な状況を想定して訓練しています。
単純な作業でも注意点がたくさんあるということを考え直す良いきっかけとなりました。
どんなときでも皆さまに安心して都市ガスを使っていただくために、私たちは速やかな対応と安全作業を心掛けていきます。
=最後に=
すべての災害を防げない以上、起きたらいかに被害を最小限に抑えるのかが重要。
そのために必要なのは、日頃の準備と覚悟。
人はほぼ例外なく、災害発生時に冷静な行動が難しくなるもの。時間の経過と共に、刻々と変化する状況に的確に対応するには、反復した訓練を通じて、なすべきことを体に染み付けるしかない。
皆さんも、常に危機感を持ち、家族での約束事、避難場所の確認、防災袋の準備、等々・・
再確認する時間を持ちましょう。