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> H28 防災訓練
当社では災害発生時に速やかに対応できる体制を確立し、二次災害の防止と各自の役割の確認、防災意識の高揚をはかる事を目的とし、年一回の防災訓練を実施しています。
今年は11月30日に『庄内東緑断層帯を震源とするマグニチュード7.5と推定される地震が発生、酒田市においては震度6弱を記録、当社地震計は58カインを記録した。津波警報はなし。』の想定で当社会議室に於いて訓練を行いました。
対策本部設置
災害対策に関する情報を対策本部に集約。迅速かつ的確に意思決定を行い、技術班・営業班・総務班に指示を出します。
実際の災害を想定して、地震発生から災害対策本部の設置、緊急点検、通報訓練、処理訓練、報告訓練を行いました。いざという時こそ訓練の成果が発揮されるので、真剣に取り組みました。
電動送風機形ホースマスク※1を装着し準備万端!
訓練は地震の影響で道路に埋設されているガス管の継手ねじ山より、ガスが漏れている想定。
※1
電動送風機を新鮮な空気のあるところに設置し、それにより、ホース、面体などを通じて送気する構造。
工場、トンネル、下水道、火災現場、その他の場所において、酸素欠乏空気、粒子状物質、有毒ガス、蒸気などを吸入することによって人体に有害を恐れがあるときに使用する呼吸用保護具です。
※イメージ画像
漏れている箇所を入れ替えする為に遮断作業をし、専用の工具を用いて切断します。漏れているガス管には電動カッターは使えません。手動でせっせと・・・切断
※イメージ画像
新しいガス管の接続作業。ガス管の種類によって接合の方法は違ってきます。
接続作業が終了したら、接続箇所の漏れ検査を実施。
最後に付近、道路上を他にガスが漏れてないか、手押し式、高性能ガス検知器にて検査を実施。
ガス漏れが無い事を確認したら、修理は完了!
防消火設備の放水訓練
水の勢いが強く、踏ん張るのが大変!!
今年は酒田大火から40年という節目を迎えました。、弊社で唯一、現場対応に参加した芝田常務より当時の実体験談を聞き、被害の物凄さを感じ、二次災害防止の大切さを痛感。
今後も、お客様の安心・安全の向上を常に心におき、訓練を重ねてまいります。
最後に・・・
すべての災害を防げない以上、起きたらいかに被害を最小限に抑えるのかが重要。
そのために必要なのは、日頃の準備と覚悟。
人はほぼ例外なく、災害発生時に冷静な行動が難しくなるもの。時間の経過と共に、刻々と変化する状況に的確に対応するには、反復した訓練を通じて、なすべきことを体に染み付けるしかない。
皆さんも、常に危機感を持ち、家族での約束事、避難場所の確認、防災袋の準備、等々・・
再確認する時間を持ちましょう。